ハープ王子こと小林秀吏さん(こばやし しゅうじ)
尚美ミュージックカレッジ専門学校
音楽総合アカデミーコース ハープ専攻卒業後
ハープ奏者として演奏から作曲、編曲
また指導者としてレッスンを行い
全国各地で活動を展開している。
王子がハープと出会ったのは高校生の16歳のときのこと。
音楽の授業中にリコーダーで失敗したことがトラウマだった小林さんは
それまで音楽は苦手だった。
しかし、吹奏楽部から勧誘を受けたため入部したのだが
その時、誰も手をつけない楽器をたまたま見つけた。
それがハープだった。
そんな偶然の出会いだったが、素人が爪で弾いてもいい音色を奏でる。
小林さんは、この実に美しいハープの響きに心を動かされた。
ハープに出会ってからは、それまで考えたこともなかった音大への進学を決めて
卒業後はプロとして活動を開始。
(高校で講師を務める王子)
2011年の東日本大震災の際にはチャリティーコンサートを行った。
これをきっかけに、フルート&ハープユニット【Stress Free】を結成し
2021年まで10年間、ユニットとして活動。
その後、解散して現在はソロで活躍している。
ハープ&フルートデュオ【Stress Free】
音楽で非日常を届けたいという思いから、この衣装で活動を行っている。
この衣装でステージに立つとたとえば老人ホームの方々の表情に赤みがさすし、いく先々で「わぁー」と歓声が上がる。
そうして、ハープ奏者として夢を共有する空間を演出している。
王子は【どんな環境にも適応するハープ】をモットーに
メディア、アート、ダンス、ミュージカル、演劇、朗読、語りなど多様なフィールドとのコラボも意欲的に行い表現者としての新たな魅力を常に開拓している。
近年はアイリッシュハープの演奏や奏法、歴史の探究活動にも力を入れ
2019年には本場アイルランドに赴き、文化や暮らしの知識も取り入れさらに活躍の場を広げている。