和楽器 「箏」で全国一位を2度達成!
YouTubeでは
ストリート箏 から、ドイツやタイの海外公演演奏を発信。
SNS総再生回数2000万回突破!
衣装製作までこなし
独自の世界観で『箏を楽しく魅せる』唯一無二の存在
地元・福島から世界へと活動の幅を広げる
2023年大注目の箏王子こと「箏男kotomen」大川義秋さん。
また
イケメン和楽器演奏集団「桜men」のメンバー
津軽三味線北村流 師範「北村貴秋」としても活動している。
王子が箏(こと)と出会ったのは
2011年東日本大震災、原発事故がきっかけだった。
「あの日」は中学校の卒業式だった。
4月からの新たな門出に胸を躍らせていたのも束の間、津波と放射能で避難を余儀なくされた。
福島県双葉町から埼玉県へ家族とともに避難し特別措置として県立南陵高校に入学した。
そこで、自分は避難者だということで周囲の目も気になり、部員ゼロで廃部寸前だった邦楽部を部活動に選んだ。
一人だけの活動だったが、地元の箏の先生が週1回、指導に来てくれた。
「どこか寂しげな音色が、傷ついた心に寄り添ってくれるかのようで好きになりました」と語る。
その後、部員も3人に増え、文化祭での演奏も行った。
2年生の頃「箏男(コトメン)」と名乗り
お箏で誰かのために活動したいと考え
介護福祉施設や地元・双葉町の仮設住宅などでの演奏
作曲なども行い、活動の幅を広げていった。
進学した大学では、ある教授から受けた一つのアドバイスで転機を迎える。
「箏の音色を”見える化”してみたら?」
その一言で
演奏だけに必死だったこれまでのスタイルが一変。
箏を置く台、衣装も全て視覚に訴えるよう工夫することにした。
10着以上ある王子の衣装は、デザインから縫製まで自身で手掛け、ビジュアルでも楽しめるようこだわるように。
そうした活動は、それまで箏曲界にはなかった独創的なステージとして観客の心を掴むようになり老若男女を魅了している。
2017年
2020年には
日本で権威ある邦楽箏曲コンクールで最優秀賞全国一位を2度受賞
現在は「傷ついた方々の希望の光になりたい。」との思いから
イベント出演、コンサート、CMなどメディア出演をするなど幅広く活躍している。
- 第23回くまもと邦楽コンクール [最優秀賞&文部科学大臣賞]受賞(2017)
- 第27回賢順記念全国箏曲コンクール [賢順賞(最優秀賞)]受賞(2020)
- 「TOKYO Olympic 委員会総会レセプション」
- 小池都知事主催「Tokyo Olympic 2020」にてステージ演奏
- TBS音楽番組「ライブB♪」出演
- 「ペッパーランチ」全国店内CM出演
- アニメ「ONE PIECE~ワノ国編~」本編内での箏演奏