トマト王子こと小川浩康さん
小川さんは大学卒業後は4年間、愛知県の種苗会社で社会人経験を積み
家業でもあるミニトマト農家となった。
「生産者と消費者の距離を近づける」がテーマの農園
「渥美半島(あつみはんとう)とまとランド」
こちらで生み出されるトマトは
地道な努力により
「にっぽんの宝物JAPANグランプリ」にて
「最強素材部門」特別賞受賞
「肉・海産物調理加工部門」グランプリに輝き世界大会出場権獲得
(新たに肉加工部門で準グランプリ獲得)
そして、しばしば新聞やテレビでも取り上げられている。
「あつみちゃんトマト」と名付けられたこのミニトマト。
そこには王子の「こだわり」と「想い」が詰まっていました。
王子の地元でもある愛知県渥美半島(あつみはんとう)
ここは農業日本一の大産地なのに、半島の知名度がないことを
王子は非常に悔しく思った。
そこで渥美半島の「あつみ」から「あつみちゃんトマト」と命名。
その名を全国に広めることを決意した。
美味しさを生み出すこだわりとして
製法には
- 昆布(=グルタミン酸)
- カツオ節(=イノシン酸)
- 干し椎茸(=グアニル酸)
から三大旨味成分を含む出汁を取ってトマトに与え
気温・湿度・CO2を計測する「環境モニタリング装置」でハウス内環境を常時確認
自然の力を使った土壌栽培
を行っている。
こうして作られるトマトは
- うま味がすごい!!
- ミニトマトが苦手な子供が食べるようになった!!
- 料理で使うと一層旨味が強くなり、料理がもっと美味しくなる。
と大好評。
いつか
「農業といえば渥美半島・田原市」と認知され
名実ともに「日本一の農業地域」を目指している。
また王子は
「現在、多くの消費者の方はスーパーに並んだ野菜を値段で判断していると思う。
種・苗から収穫するまで非常に手間と時間がかかる野菜なのにどうしてか。
それは生産者と消費者の距離が遠いから」
と語る。
なかなか消費者が生産者のお話を聞くのは難しい。
そこで王子のような若い農家の方々は積極的にSNSで情報を伝え
多くの消費者、生産者がコミュニケーションを取っている。
そうすることで消費者と生産者の架け橋となり、農業をより身近に感じられるように工夫している。
自信を持っておすすめできるこのトマト。
食べた方に「笑顔」になってもらいたいと
日々真摯にトマトと向き合っている。
チャレンジ精神旺盛なトマト王子だが新たな取り組みも行っている。
「農カードプロジェクト」
これは
「農業を盛り上げる!」をコンセプトに
岐阜の西垣農園
北海道の有限会社カワイ
の三人により始まった。
これまでの「野菜は野菜」ではなく
誰がどんな想いで作ったのかを知ってもらうべく活動を行っている。
・ネット販売
・マルシェ、農業体験
にて入手可能